2009/11/08

土日に観た3本

昨日の土曜日は、シアターN渋谷に『ドキュメンタリー頭脳警察』を観にいく。全3部作、5時間14分!いくらぶっ続け上映ではないとはいえ、やっぱり長いですよ。長すぎです。

ステージの模様はもちろん、舞台裏やレコーディング風景、メンバーのインタビューなど満載で、ファンなら楽しめるものの(もちろん私もファンなので大満足)、それ以外のただの音楽ファンあたりが観たら、相当につらいんじゃないのかなぁ?どう考えても4時間には短縮できると思うもの。3部作にしたのは営業戦略なのか???ファンは絶対に3本とも観るから、その分興行収入アップですからね。

本日はうって変わって、サム・ライミ監督久々のホラー映画『スペル』とハリウッド映画の日本リメイク『サイドウェイズ』を鑑賞。どちらもなかなか面白かったです。前者は恐怖シーンのタイミングが絶妙で、最後まで緊張感が途切れず。後者はノスタルジックでちょっぴり切なく、そしてほのぼのとした大人のドラマでした。

明日は朝8時半の「あずさ」で長野へ。「がんばらない」の鎌田實医師にインタビューなのだ。がんばってきます。あ!がんばっちゃいけないのか。

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2009/11/02

『母なる証明』&『わたし出すわ』

一昨日は、待望のポン・ジュノ監督の最新作『母なる証明』を鑑賞。

最初に新宿のバトル9に出かけたら、上映の2時間近くも前なのになんと満席。むむむ、これはポン・ジュノに関心があるのではなく、出演のウォンビン目当ての韓流おばさんが大量出現したのではあるまいか。

仕方なく慌てて今度は渋谷に出て、シネマライズに直行。幸いなことに、こちらは席に余裕があり、まずまず良い席をゲット。そして鑑賞した『母なる証明』。また今回もスゴイ映画だった!スリリングなサスペンスを通して、深い人間ドラマを描くのは『殺人の追憶』あたりと一緒。しかし、今回描かれるテーマは「母の愛」。などというと美しいものを想像するが、いえいえあなた、そんな生易しいものではありませぬ。壮絶です。背筋ゾクゾクです。恐ろしすぎます。観終わってあれこれ考えさせられるのも、過去のポン・ジュノ作品と同じ。ホントにいろんな意味でスゴイ監督さんです。

そして、昨日は、近所のシネコンで森田芳光監督の『わたし出すわ』を鑑賞。お金をテーマにした映画で、13年ぶりのオリジナル脚本ということで、かなり作家性の強い映画でした。主人公の身辺や心理などを明確に描かず、観客に考えさせるつくりなので、けっしてわかりやすい映画ではないものの、個人的にはこういう森田芳光のほうが好きです。こちらも、観終わってお金についてあれこれ考えさせられる映画でした。

昨日は映画サービスデーだし、時間も早いということで、その後は渋谷に出て前日に続いてシネマライズへ。どうしてももう一度観たかった『空気人形』を二度目の鑑賞。二度観ると、また新たな発見があって面白かったです。特に中身の空っぽな空気人形と、孤独な都会の人々との関係性が、より明確に伝わってきました。もちろん、ペ・ドゥナは観れば観るほど素晴らしい!!! 私の中の今年の主演女優賞はペ・ドゥナで決まり!

そういえばマイケル・ジャクソンの映画、超満員みたいですね。うーん、観にいこうかなぁ。どうしようかなぁ・・・。

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2009/09/20

カムイ外伝

昨日は公開初日の「カムイ外伝」を鑑賞。いやぁ~、これが期待以上に面白かった。基本はアクションエンタメ映画で、CGも使いながら迫力のアクションシーンが満載。カムイたちの忍術も再現しています。とはいえ、さすがにハリウッドほどお金はかけられないせいか、不自然なところもあったりするのですが、それを補うのがカムイの心を描いた人間ドラマ。追われる身となって、相手が敵かもしれないという猜疑心を捨てられないカムイの気持ちが見事に表現されていました。さすが崔洋一監督。全編に異様な緊張感が覆うのは、そうしたカムイの心がそのままスクリーンに現れているせいでしょう。

その後は場所を変えて、同じく公開初日のジム・ジャームッシュの『リミッツ・オブ・コントロール』を鑑賞。こちらはジャームッシュ節全開で、何が言いたいのかよくわからなかったものの、次々に登場するユニークな人々の話を聞いているだけで面白かったです。でも、ジャームッシュのことを知らない人が観たら、驚くでしょうねぇ。ぼーっと観てるとワケわかりませんから。

本日は、これから渋谷のオーチャードホールへ茉奈佳奈のコンサートに。癒されてこようっと。

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2009/09/17

ペ・ドゥナを目撃!

9月17日午後1時40分より、新宿バルト9・スターステージにて、26日から公開の『空気人形』の公開記念キャンペーンが開催されました。

登場したのは、是枝裕和監督と主演のペ・ドゥナ、共演のARATAの3名。平日の昼間にもかかわらず詰めかけた熱心なファンに、本作品に対する思いを語りPRを行いました。
新宿バルト9では映画のPRとして、シルバーウィーク期間中、女性スタッフが『空気人形』の中でペ・ドゥナが着たメイド服を着用するということで、たくさんのメイド服姿のスタッフも登場。これには是枝監督たちも大喜びでした。

というわけで、こういう仕事もちゃんとできるので映画の仕事ください(笑)。

それにしても、久々に生で目撃したペ・ドゥナ。相変わらずキュートだったなぁ。『ほえる犬は噛まない』で初めて見てすっかりファンになり、そのあともずーっと追いかけている私です。ていうか、是枝監督もそうらしいけれど、彼女を使いたいと思っている映画監督ってたくさんいるみたい。ただキュートなだけじゃなくて、クリエイティブな気持ちにさせてくれるんだよなぁ。ホントにいい女優さんです。

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2009/08/26

『色即ぜねれいしょん』ほか

先週末は、サム・ライミ製作の吸血鬼ホラー『30デイズ・ナイト』、みうらじゅん原作&田口トモロヲ監督の『色即ぜねれいしょん』、リーアム・ニーソン主演のアクション映画『96時間』を鑑賞。

どれもなかなかのものだったが、青春映画好きの私としては、やっぱり『色即ぜねれいしょん』がいちばん面白かった。70年代の高校生の話だが、主人公が何にも取り柄がなくて、不良にもなれず、中途半端な毎日を送っているというのがよい。まさしく自分もそうだったから、それだけで共感してしまうのだ。

冒頭の感動的なシーンが妄想だというのが象徴的。せいぜい妄想するぐらいしかなかったんだよなぁ。私も。

そんな主人公が仲間とともに、フリーセックスの島だという噂の隠岐島のユースホステルに、エロ妄想全開で旅行するものの、もちろんそんなのは大ウソ。その代わり、全共闘崩れの管理人や年上の女の子など、様々な人々と出会って少しずつ変わっていく姿が描かれる。

クライマックスは高校の文化祭。ここで魂の叫びを披露する主人公。それは主人公にとって人生の成長であると同時に、音楽の進化でもあるのだ。さすが元ミュージシャンの田口トモロヲ監督。

というわけで、私にとっての青春映画は、どれだけ共感できるかがカギ。その点で、かなりよくできた映画なのでした。

ちなみにオフィシャルHPはこちら。青春映画好きは必見。

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2009/08/09

今週も映画館へ

今週も映画三昧の週末。土曜日は『HACHI 約束の犬』、日曜は『南極料理人』『縞模様のパジャマの少年』を鑑賞。

『HACHI 約束の犬』は、仰々しくない描き方と、犬の視線の映像が多用されていたのが、ラッセ・ハルストレム監督らしいなと・・・。まあ、何より秋田犬クンがカワイすぎますね。犬好きなら胸キュンでしょう。

『南極料理人』は、全編クスクスと笑えて楽しかったです。冒頭のヤバイ逃避行のシーンが、実は麻雀のメンバーになりたくないだけだった・・・というオチから笑えました。そして何よりも登場する料理の美味しそうなこと。ドラマ的にもうちょっと芯になるものがあってもよかった気はしますがね。

『縞模様のパジャマの少年』は、ナチスの残虐行為を少年同士の友情というフィルターで描いた点がユニーク。子供の純粋さが、ナチスの残虐性をよりリアルに伝えています。ラストの展開は衝撃的でとてもヘヴィー。

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2009/08/02

『コネクテッド』は絶対に面白い!

週末の土曜日は毎月1日の映画サービスデー。そこで2本映画をハシゴ。

まず1本目、新宿武蔵野館で観た香港映画『コネクテッド』。

これはいい! 絶対にオススメ。

ハリウッド映画の『セルラー』を香港でリメイクしたという珍しいケース。誘拐・監禁された女性が壊れた電話を修理して外部に通信を試みたところ、見知らぬ男の携帯にかかる。一度切ったらもう二度とかからない命綱状態で、女は男に救いを求める~~~~~。

というオリジナルの設定自体が面白いので、大まかな設定やストーリーはそのままに、香港映画らしくアクションを大増量。おかげで緊迫感も大増量。さらに。男をシングルファーザーにしたことで、シングルマザーの女の心情とリンクさせる憎い仕掛け。

うーん、オリジナルより面白いリメイクを久しぶりに観ましたわい。絶対に面白いから映画館に急げ!

その後、渋谷に移動して、ヒューマントラスト渋谷文化村で、竹中直人監督の『山形スクリーム』を観る。 いや、時間がちょうどいい映画がこれしかなかったのよ。

でもって想像どおりのアホアホなホラーでした。 ま、ツボにはまればそれなりに笑えますが(左ト全の『老人と子供のポルカ』には笑った)、それだけの映画です。

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2009/07/20

TSUTAYA半額で

この3連休。映画館に足を運んだのは2回。土曜日に地元でニコラス・ケイジ主演の『ノウイング』、日曜日は渋谷ユーロスペースでPFFスカラシップ作品の『不灯港』を鑑賞。

『ノウイング』は初めはオカルト風のミステリーなのに、最後はSFになるという不思議な展開。しかも途中はパニック映画。あの手この手で楽しませようという意図はよくわかったけれど、まあ、それだけの映画ですね。あのラストには、とてもついていけませんでした。

『不灯港』は、なかなか面白い映画。独身の中年漁師の話なのだが、オフビートな笑いが炸裂して最後までクスクス笑ってしまいました。途中から失速気味なのと人間ドラマに深みがないのが物足りないけれど、新人監督としては上出来。あの独特の世界が、今後どうなるのか楽しみです。

本日も映画館に・・・と思ったものの、どの星占いを見ても最悪の運勢。おまけに、今日はTSUTAYA半額セールということで、自宅でDVDを見ました。昨年、日本映画のランキング上位になった若松孝二監督の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』。劇場公開時に見逃していたもので。

いや、これがやっぱりスゴイ映画でした。監督も役者も気合の入り方が違います。あの凄惨なリンチ殺人をリアルに描き出し、さらに、最後のあさま山荘での戦いをこれまたリアルに描いて、3時間10分があっという間。あさま山荘のシーンで、外の警察をまったく映さずに、ひたすら山荘内の赤軍兵士と人質だけを映すという徹底ぶりが、いかにも若松監督らしいですね。事件の表層しか知らない僕みたいな人間にとって、いろいろと考えさせられる映画でした。

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2009/06/16

松竹試写室

昨日は久しぶりに松竹試写室に行く。いやぁ、やっぱり広いし観やすいですねぇ。試写室というよりは、立派なミニシアターですもの。

というわけで、マスコミ試写を見せていただいたのは、『3時10分、決断のとき』。西部劇で昔の映画のリメイクらしいのですが、これが予想以上に面白かったです。

クリスチャン・ベイル演じる貧しい農場主が金のために、ラッセル・クロウ演じる強盗の護送を引き受ける、というお話。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジェームズ・マンゴールド監督が実に巧みに、色々な要素をバランスよく盛り込んでいます。西部劇らしいガン・ファイトはもちろん、男同士の奇妙な友情、家族愛の物語など、どれもソツがありません。クライマックスはかなりスリリングで、ハラハラの展開。そして、ラストは感動が……。

それにしても2007年のこの映画。全米1位になったらしいのに、なぜに今まで未公開?主演が無名俳優ならともかく、ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルなのに。やっぱり西部劇だから敬遠されたのかしら。うーむ。

まあ、なんにしても8月8日から公開が決まったそうなので、興味のある方はぜひどうぞ。

<おまけ>
本日明け方、2階の部屋でドタンバタン、ワイワイガヤガヤの大宴会(?)。おかげで目が覚めて頭にきた。襲撃してやろうかと思ったが、向こうのほうが人数が多そうなのでやめといたのだ。あーあ、もっと防音のしっかりしたマンションに越そうかな。越すのはいいんだけど、まずは、この大量の荷物を処分しないことには、どうにもならないからな……。

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2009/04/20

週末の3本

一昨日と昨日の週末は、いつもの通り映画鑑賞。フリーランスの特権を生かして、映画館の空いている平日に行けばいいのだけれど、なかなかそうもいかなくてねぇ。

土曜日に観たのはアカデミー8部門受賞の『スラムドッグ$ミリオネア』。従来のアカデミー作品賞受賞作のイメージで観ると裏切られます。あとあとまで余韻の残るような映画ではありません。しかし、エンタメ映画としてはかなりの高水準の映画。シンプルな純愛物語が、インドを舞台にして、クイズ番組という設定を使って、ダニー・ボイルの躍動感ある演出で描くとこうなるわけですね。期待に違わぬ面白さ。

日曜日は、日本映画を2本。『鴨川ホルモー』は、オバカなコメディではあるものの、CGでファンタジー的な色合いを出したユニークな映画。まあ、ドラマ的には底が浅くて見るべきものはないのですが、笑えるのは確かです。栗山千明ほかのハジケたキャラも見もの。

そしてもう1本は『おっぱいバレー』。なんだこのタイトルは! しかし、中身はけっこうしっかりした青春ドラマ。試合に勝ったら先生にオッパイを見せてもらうという不純な動機で、ダメダメ中学生たちが成長していくというコメディタッチのドラマ。綾瀬はるか演じる先生の人間ドラマもちゃんと織り込んで、感動させるところはきちんと感動させる。なかなか真っ当な青春映画で予想以上に満足でした。『おっぱいバレー』侮るなかれ!

さて、明日は朝から名古屋取材です。

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