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2008/06/28

『歩いても 歩いても』

昨日の「花衣夢衣」の最終回はとんでもなかったぜ。
残り5分の急展開は何だったのだろう?時間配分の間違いか?それとも土壇場でストーリーを変えたのか?
あれをそのまま放送するのは、ある意味スゴイ。さすが昼ドラ。脱帽です。

それにしても、吉田真由子は最初と比べて、格段にセリフがうまくなりましたね。人間やはり何事も努力と経験か・・・。

それはそうと、本日は近くのシネコン(といっても徒歩40分だが)までテクテク歩いて是枝裕和監督の『歩いても 歩いても』を観てきたぜ。

正規料金1800円にネット予約手数料100円も払って。これでつまらなかったら、シネカノンにデモでもしてやろうかと思ったのだが、いや、なかなか面白かったです。

なんてことのない平凡な家庭の幸福を描きつつ、その陰にチラチラと見えるほころびを繊細に描くんですよ。しかも、全編ユーモラスだから、けっして重たくはないし、あと味も清々しい映画でした。役者たち(特に女優陣)もなかなかいいんですよね。

家族というものの様々な側面がきちんと描かれていて、なんだか身につまされたりもした1時間54分。

明日は雨かぁ。

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2008/06/09

頭脳警察CD発売パーティー

本日は夕刻より初台The Doorsへ。頭脳警察のシングル「時代はサーカスの象にのって」の発売記念パーティーに出席。

着いた当初はまばらだった観客(というか出席者か?)も徐々に集まり、かなりの人数に。来賓挨拶、メンバー紹介、そしてミニライブとなかなか楽しい時間を過ごしたのであった。

先日の野音はスピーカー前だったせいで、音の良し悪しがまったくわからなかったのだが、本日は小さな小屋ということもあり、サウンド的にも満足。遠方のイベントだけでなく、できればワンマンライブ、無理なら首都圏のイベントにぜひ出動を。今年だけでなく来年の40周年も活動するような話もチラホラあったので、なおさらぜひ!

ちなみに本日の会場には、一水会の鈴木邦男氏、DJのケイ・グラント氏ほか、有名人の顔もあっちこっちに・・・。

自分的には、ドキュメント映像を手がける映画監督の瀬々敬久氏に久々に再会。妻夫木聡主演の『感染列島』を撮るなど最近とみに売れっ子のようす。「ご活躍じゃないですか」と声をかけたら。「いゃ、ギリギリでやってます」との答え。ギリギリなのは予算なのか、スケジュールなのか、そのへんは深く聞かなかったけれど、こういう業界は、まあ、みんなギリギリなのだろう。きっとネ。

そういう自分もラジオの台本と、明日のメルマガのインタビューでギリギリなのよ~、とくらぁ。今日はもう寝よ。明日朝のラジオのオンエアもチェックせねばならんしね。

おまけ。シングルのジャケ写のモデル小川杏奈ちゃんが、帰りにCDの見本盤を皆様に配っておりました。うー、カワイイ。娘にしたい。て、嫁もいないのだが・・・。

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『ぐるりのこと。』

昨日の日曜日は、午後、シネスイッチ銀座にて橋口良輔監督の6年ぶりの最新作『ぐるりのこと。』を観る。ス、スゴイ! いくら公開翌日の日曜とはいえ、ほぼ満席に近いではないか・・・。

そして、内容がとても良い! 夫婦と、その周囲の人たちの日常を描いた映画なのだが、木村多江リリー・フランキーの夫婦が素晴らしい! 子供が死んだり、いろいろと大変なことがあっても、いつも手を離さずに自然体で接する2人の関係。それを観ているうちに心が穏やかになってくるのだ。

うーむ、これは結婚や夫婦というものから距離が遠い人間にとっては、ちょっとうらやましすぎる映画である。まあ、現実の夫婦がすべてああだったら、世の中もっとマトモになるのだろうが・・・。

帰宅途中で実家から電話があり、「秋葉原の通り魔殺人に巻き込まれなかったか?」ですと。心配してくれるのはありがたいが、秋葉原などここ数年仕事以外で立ち入ったことがない。ていうか、毎日、日本全国で悲惨な事件が起きているのだから、イチイチそんな心配しているとキリがないと思うのだが。

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2008/06/08

『シークレット・サンシャイン』

昨日は池袋にて、韓国映画『シークレット・サンシャイン』を観る。昨年のカンヌでチョン・ドヨンが主演女優賞を獲得した映画。

それは賞を取るよなぁ~。あの演技だもん。夫が死んで子供と再出発しようと思って引っ越してきたら、その子供が誘拐されて殺されて・・・という救いのない話なのだが、子供を誘拐されて錯乱するところや、その後の憔悴ぶり、狂気に走るさまなど、どれも渾身の演技で素晴らしい。オレが審査員でも賞はアンタのものだ!

しかし、救いのない話といったが、けっしてまったく救われないわけではない(と思う)。ソン・ガンホ演じる独身男が彼女をひたすら見守っていて、彼の姿にほんの微かな希望の光が感じ取れる気もした。傷ついた人間を癒せるとしたら、それは宗教よりも人間なのではないか???

そのあたりも含めて、個人的にとても見応えがあり高得点の映画だったのだが、いつもオレと正反対の評価をする<大阪の中心で【うだうだ】と愛を叫ぶ>おばはんときたら、「映画には楽しさやストレス解消を求めているのに、こんなものは嫌だ」とのたまわっていた。

いや、否定しないッすよ。楽しさやストレス解消も映画には必要。だけど、それはアンタのことでサ、みんながそうってわけじゃないよね。少なくともオレの場合には、「自分の知らない世界を見て、人間や人生について考える」ことも映画に求める大切な要素なのだ。だから、この映画はなんといっても、オレにとっては見事な映画なのだった。

だいたい、そうやって楽しさやストレス解消だけを映画に求めるから、どんどん映画がダメになるような気がするのだが・・・。ま、他人のことはどうでもいいか。

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2008/06/06

『花衣夢衣』

最近、昼間家にいることが多いので、つい昼食時にはテレビをつけて、東海テレビ(フジテレビ系)の昼ドラ「花衣夢衣」を見てしまう。

まあ、内容は、この枠によくあるドロドロの話で、双子の姉妹が同じ男を愛しちゃったり、そこに別の男が絡んできて・・・、とかそんな感じなのだが、主演の姉妹を実の姉妹の吉田真希子吉田真由子が演じているのがなにやら感慨深い。

たしか、15年ぐらい前にこの2人がサッカー関連の深夜番組『デタカルチョ』に一緒に出ていた時に、「なかなかカワイイ姉妹じゃん」と思って見ていた記憶があるのだ。

その後、真由子は「なんでも鑑定団」のアシスタントをしたり、姉妹ともそれなりに芸能活動をしていたようだが、正直あんまり女優のイメージはなかった。

しかし、今回見てみたら、これがけっこうハマッているのだ。2人ともお世辞にも技巧的に優れた演技とはいえないが、なんとなくこのドラマの特異な世界に染まっているのである。

これはですねぇ、本人たちの努力もあるでしょうけど、やっぱりこの枠のドラマの持つ魔力だろうなぁ~。あんなドラマ他にはないもんなぁ。てか、ここでしか、つくれないもんなぁ。

そういえば、この枠の前作のドラマで仕事をする話があったのだが(出演ではありません。脚本、演出でも)、土壇場でダメになったのだった。一度どんな現場なのか体験してみたかったなぁ~、とテレビを見るたびに思うオレなのだった。
東海テレビの方、よかったらもう1回声かけてくれませんかね?なんならギャラなしでもいいですぜ(もちろんウソ!)。

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2008/06/05

『殯(もがり)の森』

いつの間にやら6月も5日。なんだかなぁ~by阿藤快。

相変わらずメルマガやウエブや本の原稿書いて、ラジオの台本書いて、映画を観てという日々だよん。

本日は久しぶりにヒマヒマだったので、TSUTAYAで河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』のDVDを借りてきて観る。

いかにもカンヌ受賞作って感じの映画だよなぁ~。ドンピシャでしょあのタッチは。
なかなか良い映画ではあるのだが、自分の撮りたいように撮っていて、観客のことをあまり考えていないので、ところどころツラかったっす。

特に前半のグループホームのジジババなどの会話が聞き取り不能なのが、腹が立って腹が立って。あれ、地元のシロウトさんたちでしょ。どーでもいい会話はともかく、大切な会話はちゃんと聞かせてちょうだいよ。本職の役者を使うとかしてさ。

ま、でも、後半、痴呆症の老人とホームの職員が森に迷い込むあたりからは、面白くなりました。妻を亡くした老人、子供を亡くした職員の心のふれあいがなかなかに。面白いといっても、当然ながらエンタメ映画的な面白さではないが・・・。

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