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2007/03/21

『絶対の愛』

今日は久々に渋谷に出かけて、ユーロスペースでキム・ギドク監督『絶対の愛』を観て来た。韓流オババとも無縁のおよそエンタメ色の薄い監督の映画だけに、どうせガラガラだろうと思って行ったら甘かった。ほぼ満員じゃないか。いくら休日とはいえ、キム・ギドクの映画にこれだけ客が来るなんて・・・。

風変わりなラブ・ストーリーで、男の心変わりを恐れた女が整形して別人になって、新たな関係を築こうとするものの・・・というお話。テーマは深いがけっして難解ではなく、むしろわかりやすい。後半の展開など意表を突いていて、そういう意味でも楽しめる映画だった。以前のキム・ギドクなら、同じ素材でもこういう映画にはならなかったのではないか。別に観客におもねっているわけではないが、独善性は消えて、良い意味で熟成されてきた感じ。

とはいえ、鮮烈でユニークな映像は相変わらずで、マスク姿の女や奇妙でエロい彫刻群などには、思わず笑ってしまいました。

それにしても、愛のためとはいえ、ここまでしてしまう女のコワさよ。整形が一般化している韓国だからこその話だろうが。

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