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2007/01/25

辻信一氏にインタビュー

昨日は、某社メルマガの取材で、文化人類学者で環境運動家、明治学院大学教授の辻信一氏にインタビュー。渋谷メトロプラザのルノワールにて。

氏の提唱されている「スロー」というキーワード。それに基づくスロービジネスについてお話を伺った。昔は、環境運動などというとストイックなイメージがあったが、最近は無理のないことを楽しくやるというのが当たり前で、氏の話でもけっして無理な感じはしない。

とはいえ、環境問題が待ったなしのところに来ているという現状認識や、競争という社会のルールそのものの変革が必要であることなど、静かな口調ながら熱く、ズバリと語ってくださった。さて、頑張って原稿にせねば・・・。

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2007/01/24

先週末の映画三題

この間の週末は5本の映画を観るという、キ×ガイのようなノルマを自分に課したのだが、結局のところ3本しか観られなかった。まあ、こんなものだろう。

そのうち周防正行監督の『それでもボクはやってない』は、エンタメ映画の枠内にありつつも、現在の裁判制度への鋭い問題提起があり、社会派の要素が強い意欲作だった。

また、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』は、重厚なドラマや感動物語ではなく、等身大の普通の少女としてマリーを描いたユニークな映画。いかにもコッポラらしかった。

さらに、マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』は、重厚かつリアルな見応えある映画だったものの、オリジナルの香港ノアール『インファナル・アフェア』を観てしまった自分にとっては、かなり物足りなかった。やっぱりオリジナルのほうが良いな。

全然関係ないのだが、昨日は西日暮里、鶯谷方面で知人と飲んでいたのだが、移動の途中ホテル街で、デリヘル嬢が車から降りてホテルに入る場面を目撃! それがけっこう良い女でさぁ。あんなにキレイなのにデリヘルなんかやっちゃいかんよ。いやいや、キレイだからそういうことしてるのか? ま、なんにしても、もったいないことである。そんな出来事もあった泥酔の夜・・・。

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2007/01/12

怒涛の映画館通い?

先週末から今週頭にかけては、久々にテンコ盛で映画を観てしまった。といっても、3日間で4本だから、それほどでもないかもしれない。どこでどう資金と時間を調達しているのかは知らないが、ほとんど毎日観ている人もいるようだから、あまり自慢にはならない。

6日(土)に観たのは、「第九」初演前後のベートーヴェンを描いた『敬愛なるベートーヴェン』(新宿武蔵野館にて)。彼に協力する女写譜師との共同作業とも言える「第九」初演シーンは実に素晴らしいのだが、惜しむらくは視点がベートーヴェンと女写譜師との間で揺らいでいて、主人公が明確ではない。女写譜師を狂言回しに徹するようにして、ベートーヴェンの孤独を描くか、あるいは2人の男女関係ではなく師弟関係により焦点を絞れば、もっと良い映画になったと思うのだが。

その後テアトル新宿に向かい、レイトショーで『マニアの受難』を観る。結成から30年にわたって活動を続けているバンド、ムーンライダースのドキュメンタリー。本日はイベントとして白井監督、メンバーの鈴木慶一、そして出演者のPANTAのトークショー付き。何でも白井監督の頭には、PANTAがかつてムーンライダースのライブの前に読んだ詩がモチーフのように存在していたという。そこでトークショーの後でPANTAがその詩を朗読し、続いて映画の上映に入るという粋な仕掛けもあった。

映画はなかなか良く出来ていた。バンドの歴史だけでなく、音楽業界の変遷も捉えていてとても興味深かった。レコード会社が「ヒット」を求めるようになる中、それを断ったムーンライダースの姿が印象深い。だからこそ、現在まで活動を続けられたのかもしれない。今の音楽業界がメガヒットばかり追求する中、「バンドとは何か」という根源的な問いを突きつけられる映画だ。

翌日の7日(日)に観たのは『大奥』嫉妬と陰謀渦巻く女の戦いはスサマジイし、セットや衣装は綺麗だが、ただそれだけの映画。テレビドラマの魅力はそのまま受け継がれているが、それ以上のものはない。

祝日の8日(月)には、久々に渋谷に足を伸ばしアミューズCQNで、『酒井家のしあわせ』を観る。ある家族のゴタゴタを息子の目を通して描いたものだが、この息子の心理描写が秀逸。特に間の生かし方が巧い。しかも、全体がユーモアで包まれていて、淡々と描きながら、感動させるところはちゃんと感動させる。印象的なシーンも多くて呉美保監督の演出力はかなりのもの。デビュー作にしては見事だ。友近とユースケ・サンタマリアの夫婦もいいし、ボクの好きな谷村美月もいい味を出している。呉監督の次回作に期待しよう。

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2007/01/07

ROCKな年始

ROCKな年の瀬を送ったと思ったら、新年早々またROCKである。新年1~3日とウダウダ実家で過ごした後は、4日に栃木に遠征してしまった。知人のドラマーの家の近くにあるスタジオに呼ばれてベースを弾きに行ったのだ。と、とちぎぃ~???
そんなところまでベースを担いで行くのかと思ったら、それだけで疲れてしまったが、幸いベースは向こうにあるヤツを使わせてくれるという。

で、出かけたのだが、これがスサマジイ遠さなのだ。JR湘南新宿ラインで、栗橋というところに行き、そこから東武日光線で新大平下駅に向かったのだが、かかった時間はほぼ2時間。これじゃ、もはや、ちょっとした旅行じゃないですか。

民家と工場のほかは田んぼだらけの車窓の景色の果てに着いた目的駅は、意外にもけっこう大きな駅。何でも日立の工場があるためらしいが、それも最近は生産の海外移転で以前に比べて、かなり寂れているとか。

それにしても、なんでこんなところにスタジオが? と思ったら、町おこしのために町が作った物産センターのようなところがあり、その中に格安のスタジオが設けられていたのだ。これはある種の町営のスタジオなのか? 民営化に逆行する親方日の丸スタジオなのか? いずれにしても、お菓子だの、酒だの、民芸品だの、地元特産品が並んだ店の奥にスタジオがある光景は、なんともシュールであった。

さて、そのスタジオで午後3時から3時間、ドラマー&その弟のギター氏、そしてその友人のフィドル氏とともに、あれこれ演奏したのだが……。いきなりで練習してないしさぁ、ちゃんと打ち合わせもしてないしさぁ、散々でしたよ。まったく。でも、いい加減な演奏とはいえ、久々にスタジオでハジケて楽しかったし、フィドルなんぞと一緒にやったのは初めてだったし、まあまあ面白かったです。演奏中、物産センターの客が何人もガラス越しに覗いて行ったのは、なんだかヘンな感じではあったけれど……。

終わってから、外に出てみたら、暗くなった駅前に場違いな豪華イルミネーション。え、え、え、これって何ですか???

これも町おこしの一環らしい。確かに数人の人々がそのあたりで写真を撮ったり、遊んでいたのではあるが、はたして経費に見合うほどの集客効果はあるのだろうか? お役所のやることはよくわからん。あんまり場違いにキラキラ輝いていやがるから、「こんなもん日本一無駄なイルミネーションじゃねえか」と決め付けてやったぜ。ヘヘヘ。

また2時間かけて帰宅。往復4時間。埼玉、群馬、栃木の1都3県を通過。やっぱりこれは絶対に旅行だぁ~~~!!!


*日本一無駄な?イルミネーション
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2007/01/06

ROCKな年の瀬 Part2

ここ数年、大晦日といえば、実家で見たくもない紅白を見たりしてグタグダ過ごしていたのだが、今年はチビッと「人生変えたろうか!!!」と思ったりしてみたりして、幕張メッセのロック・フェスに出撃してしまったのである。

そのフェスとはロッキン・オン主催の「カウントダウン・ジャパン06-07」。最近この手のイベントからは足が遠のいていたのだが、珍しいことにPANTAが出演することもあって急遽参戦を決めたのだった。

開演は午後1時半だが、同行の昔馴染みのドラマーと打ち合わせて、午後3時ごろに到着。チケットと交換でリストバンドを受け取り、すぐに向かったのは少年ナイフのステージ。うー、全然変わってねぇ~。変に巧くなっていないところが気に入った。さすがだ。

続いて向かったのは、麗蘭のステージ。仲井戸“CHABO”麗市も相当な年なのに相変わらず元気だ。闘病中のRC時代のかつての僚友、清志郎の名を挙げて「雨上がりの夜空に」を歌ったのが印象的だった。土屋公平(元ストリート・スライダーズ)とのコンビもとても良い。

麗蘭の前説にはプロデューサーの渋谷陽一が登場して、CHABOがMCで渋谷に感謝していたのだが、同時にPANTAの名前も挙げていて、同世代の連帯感のようなものを感じてしまった。他のほとんどは若い出演者。その中で前線で頑張り続ける彼らには頭が下がるぜ。

というわけで、次は少年ナイフと同じステージに戻ってPANTA。他のバンドと同様に30分程度の演奏時間で、リハも直前だけ。演奏的にはベストというわけでもなかったけれど、ラストはかなりの盛り上がりでした。それもそのはず、2月公開の映画『キャプテン・トキオ』で髭がカバーしているのを受けて「やるしかねぇだろ!」ということで、頭脳警察の「悪たれ小僧」をやったのだ。直前まで少なかったお客さんもこのころにはかなり入っていて、けっこう熱気がありました。ちなみに演奏曲目は「IDカード」「ムシュフシュの逆襲」「Melting Pot」「Pas De Deux」、そして「悪たれ小僧」。

PANTAの前説も渋谷陽一が担当し、「ROCKが思想であることを示す存在」というようなコメントでPANTAを紹介していたのが印象深かった。

続いて、同行のドラマーの希望で、同じステージのTHE COLLECTORSを見る。この人たちも長いよねぇ~。個人的に、そんなに好きなバンドではないのだが。

その後向かったのは、今回最も大きなステージでのザ・クロマニヨンズの演奏。やっぱり同じでした~~。甲本ヒロトとマーシーがいれば、それだけでどんなバンドをやっても同じだよね。良い意味でずっとバカなまんま。バカをこれだけ続けるのはスゴイ。しかし、床が揺れるほどの客のジャンプは怖かったぜ(笑)。

その後は、あっちこっちウダウダして、たくさん出ていた屋台を見たり(見ただけかよ! いえいえソーセージ1本だけ買ったヨン)、たいして興味もないバンドのステージをチラチラ覗いたり。そのうち同行のドラマーが飽きて、「帰ろうぜ」などと言い出すから、「バカヤロー!木村カエラを見るまで帰れるか!」とタンカをきって、午後10時15分開始のカエラのステージに向かう。だって、こんな機会じゃなきゃ、見られないものねぇ。

で、見たら、これがなかなか良かったのだ。思ったより歌が巧かったし、MCもハジケていたし、なかなかのものでした。今さらだけど、才能あるよね。あのコ。これからどんどん良くなっていくんじゃないの? すぐに消えちゃうようなことはないと思います。それにしても若いよなぁ~。あの若さはうらやましいぜ。な~んて言うのはオッサンの証拠か!?

その後はラストの吉井和哉のライブなのだが、見ないで会場を後にしてしまったぜ。カウントダウン・イベントに来て、カウントダウンなしで帰るというのもオツなものである。な~んて、同行のドラマーが電車の時間を気にしていたからなんだけどね。単純に。最後までいると大混雑だろうし、いくら大晦日は終夜運転といっても本数少ないからね。

てことで午前1時半に帰宅。
何はともあれ、珍しくもROCKな年の瀬を送ってしまったのだった。しかし、これで何か俺の人生に変化は起きるのだろうか???

*写真は会場中央の巨大地球儀。周ってます!
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2007/01/05

ROCKな年の瀬 Part1

年末はドタバタだった……のか?

思い起こせばクリスマス・イヴは、ここ数年と同じように、初台ドアーズPANTA主催の「Unti X‘mas2006」を見に行く。なぜAntiではないかというと、誰もスペルの間違いに気がつかず、そのまま始めてしまったためらしい(爆)。
名称はともあれ、「キリスト教徒でもないのに、騒いでんじゃねえよ」という趣旨のイベントなのだが、いろんな出演者が登場して演奏をしたり、トークをしたりということで、結局のところ楽しいクリスマス・イヴの催しには違いない。

ということで、今年もそれなりには楽しいと思ったのだが、ここまで充実したイベントになるとは思いもしなかった。なんせPANTAバンド「陽炎」の演奏時間も曲数も、例年に比べて大増量。曲目もニューアルバム「CACA」の曲を中心に、PANTA&HAL時代の曲、ソロの曲などおなじみのナンバーも総登場。ラストは名盤「クリスタル・ナハト」から「ジ・エンド」の渾身の熱唱で燃え尽きるという凄まじい展開。

考えてみれば、この日は「CACA」の発売当日。まさにレコード発売記念イベントのようなものだから、これだけ充実するのも不思議ではない。ファンにとってはうれしいクリスマス・プレゼントでした。演奏の合間には、年明け1月末公開予定の映画『幽閉者 テロリスト』(主演、田口トモロヲ、PANTAも出演)の足立正夫監督、出演者の荻野目慶子、仲野茂らのトークやプレゼント抽選会などもありました。そのほか、ザ・ニュースペーパーのコント、アキマ&イシダの演奏もあり、これで5000円は安い!!!

6時開始のイベントが終わったのは10時近く。帰りに、知人のファンクラブ関係者&映画監督と飲みに行く。ファンクラブ関係者とはそのまま新宿で朝まで飲む(といっても、午前3時に店を追い出され、あとはマックでコーヒーを飲んでいたのだが)。

クリスマス・イヴにライブハウスに行き、帰りに男だけで酒を飲んで、朝帰り……。なんと素晴らしい年の瀬なんだっ!! ザマーミロ!!!

そして、さらに大晦日にはこれまた男同士で、ROCKな年末を過ごしてしまったのであるが、そのことはまた明日にでも書きます。

*写真はライブハウス近くのオペラシティーの巨大ツリー
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